子宮頸がん検診の結果に「ASC-US」と書かれていた——聞き慣れない言葉に驚かれた方も多いと思います。
まず、ASC-USがどのような意味かを落ち着いて確認しましょう。
ASC-US(アスクアス)とは、細胞診で「軽度の細胞異型があるが、意義が確定できない扁平上皮細胞」が認められた状態を指します。
がんが確定したわけではなく、軽度の変化が疑われる段階です。
ASC-USと判定された場合は、一般的にHPV検査が実施されます。
HPV検査が陰性の場合は1年後の再細胞診が推奨されることが多く、HPV検査が陽性の場合はコルポスコピー(拡大鏡検査)・組織診が推奨される傾向にあります。
次のステップは医師の判断によります。

まず手元の結果票で以下を確認してみてください。
・結果票に「ASC-US」と明記されているか確認する
・HPV検査を同時に実施したか、または今後実施予定かを確認する
・精密検査(コルポスコピー)の受診案内が含まれているか確認する
・前回の検診結果が手元にある場合は今回の結果と比較できるか確認する
・紹介状または受診先の案内が同封されているか確認する
上記はあくまで状況を整理するための確認事項です。
判断は専門医師にお任せください。

・HPV検査で陽性と言われた
・コルポスコピー検査を勧められた
・過去の検診でも異形成を指摘されたことがある
・不正出血(月経以外の出血)がある
・おりものの状態がいつもと違う
・強い不安を感じている
少しでも気になることがあれば、自己判断せずにHiNTOへご相談ください。

Q. ASC-USと言われたら、すぐにがんになるのでしょうか?
A. ASC-USは細胞の軽度な変化を示すものであり、がんが確定した状態ではありません。
多くの場合、適切な経過観察や精密検査で対応できますが、放置せずに医師の指示に従うことが大切です。
Q. HPV検査とは何ですか?
A. HPV検査は、子宮頸がんの主な原因とされるヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しているかどうかを調べる検査です。
ASC-USの場合、HPV検査の結果によって次のステップが変わることが一般的です。
Q. コルポスコピーとはどんな検査ですか?
A. コルポスコピーは、拡大鏡(コルポスコープ)を使って子宮頸部を詳しく観察する検査です。
異常が疑われる部位があれば組織の一部を採取する組織診(生検)を行うことがあります。
Q. 次の検診まで何か注意することはありますか?
A. 医師から特別な指示がある場合はそれに従ってください。
一般的に喫煙はHPV感染後の頸がん進行リスクに関連すると言われています。
具体的な生活上の注意点は受診先の医師にご確認ください。
Q. 自然に治ることはありますか?
A. ASC-USの細胞変化は自然に消退することがある一方で、経過観察を怠ると変化が進行する可能性もあります。
医師の指示に従い、定期的な検査を受けることが重要です。

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