生理前になると「別人」になる私。コントロールできない怒りの正体
毎月、生理前になるとまるで別人のように怒りっぽくなってしまう…そんな悩みを抱えていませんか? もしかしたら、それはPMS(月経前症候群)による精神的な症状かもしれません。

生理前のイライラや気分の落ち込みには、さまざまな要因が複雑に関係していると考えられています。
【一般的に挙げられる要素】
・ホルモンバランスの変動
・睡眠不足や不規則な生活
・ストレスや疲労の蓄積
ここでは、PMSの精神症状について、一緒に見ていきましょう。

生理前に現れる精神的な症状には、個人差があります。どのような状態なのか、ご自身の状況を把握してみましょう。
【セルフチェック】
・生理開始の3〜10日前から症状が現れる
・イライラ、怒りっぽくなる、集中力の低下
・気分の落ち込み、不安感、涙もろくなる
・ささいなことで家族やパートナーに強く当たってしまう
・症状がひどく、日常生活に支障が出ている
【早めに相談を検討したいサイン】
・怒りやイライラがコントロールできず、人間関係に影響が出ている
・気分の落ち込みがひどく、何もする気が起きない
・睡眠不足が続き、心身ともに疲弊している
・症状が毎月現れ、日常生活に支障をきたしている
・市販薬を試しても効果がない、または悪化している
・希死念慮がある
上記の項目は、あくまで目安です。少しでも気になることがあれば、早めに専門家へ相談してみましょう。

質問:PMSの症状なのか、自分の性格の問題なのか区別がつきません。
回答: PMSの精神症状は、ホルモンバランスの変化によって引き起こされる一時的なものです。症状が現れる時期やパターンを把握することで、区別しやすくなります。

質問:相談する前に、自分でできることはありますか?
回答:まずは、症状が現れる時期や内容を記録してみましょう。記録することで、ご自身の状態をより詳しく把握でき、相談の際に役立ちます。
相談する際は、生理周期や症状の記録を共有すると、スムーズに状況を伝えられます。上記の“早めに相談を検討したいサイン”に当てはまる場合は、我慢せずに相談を検討しましょう。
【整理の流れ】
1) 症状が現れる時期、内容、程度を記録する
2) 基礎体温を測る
3) 生活習慣を見直す
生理前の「別人」のような怒りは、PMSによる症状かもしれません。症状を把握し、必要に応じて専門家へ相談することで、より快適な毎日を送れる可能性があります。
【今日できること】
・PMSについて調べてみる
・症状を記録するアプリや手帳を探す
・リラックスできる時間を作る

清潔感あふれるオープンな環境で、プロとしての的確な判断と、女性ならではのきめ細やかな配慮を両立させた診療を心がけています。
「ちょっと相談したい」という気持ちを大歓迎いたします。その些細な不安を解決することが、大きな病気の予防や、毎日の笑顔に繋がると信じています。