生理中の吐き気や頭痛…お腹以外の不調も「月経困難症」かもしれません
「月経困難症」とは、月経に伴う下腹部痛や吐き気、頭痛などの症状が激しく、日常生活に支障をきたす状態です。生理のたびに感じる吐き気や頭痛、もしかしたら「月経困難症」のサインかもしれません。我慢せずに、ご自身の状態を知ることから始めてみませんか?

生理中の吐き気や頭痛には、さまざまな原因が考えられます。一つの原因だけでなく、いくつかの要因が重なっている可能性もあります。
【一般的に挙げられる要素】
・ホルモンバランスの変動
・プロスタグランジンの影響
・精神的なストレスや疲労
・子宮内膜症などの病気
ご自身の状況を把握するために、まずはどんな時に症状が出やすいかなどを整理してみましょう。

生理に伴う不調は、人によって大きく異なります。ご自身の症状がどのような状態なのか、以下の項目を参考に確認してみましょう。
【セルフチェック】
・吐き気や頭痛がいつ頃から始まったか
・症状の強さや頻度はどの程度か
・日常生活にどのような影響が出ているか
・市販薬の効果はあるか
・過去に婦人科系の疾患を指摘されたことはあるか
【早めに相談を検討したいサイン】
・日常生活に支障が出るほどの強い吐き気や頭痛がある
・市販薬を飲んでも症状が改善しない
・症状が毎月のように繰り返される
・以前よりも症状が悪化しているように感じる
・他の症状(めまい、腹痛など)も伴う
これらの項目は、あくまで目安としてお考えください。少しでも気になることがあれば、早めに相談を検討しましょう。

質問:生理痛は我慢するものだと思っていました。病院に行くほどのことなのでしょうか?
回答: 生理痛の感じ方には個人差がありますが、日常生活に支障をきたす場合は、我慢せずに相談を検討することが大切です。
質問:相談するにあたって、何か準備しておくことはありますか?
回答:生理周期や症状、いつから始まったかなどを記録しておくと、スムーズに伝えられます。
相談する際は、ご自身の生理周期や症状、気になることをメモしておくとスムーズです。上記の“早めに相談を検討したいサイン”に当てはまる場合は、早めに相談してみましょう。
【整理の流れ】
1) 現在の症状や状態を詳しく伝える
2) 過去の病歴や服用している薬などの情報を共有する
3) 検査や治療に関する説明を受ける

生理中の吐き気や頭痛は、月経困難症の可能性もあります。症状を我慢せずに、ご自身の状態を知ることから始めてみましょう。
【今日できること】
・症状を記録する
・リラックスできる時間を作る
・相談できる医療機関を探しておく

清潔感あふれるオープンな環境で、プロとしての的確な判断と、女性ならではのきめ細やかな配慮を両立させた診療を心がけています。
「ちょっと相談したい」という気持ちを大歓迎いたします。その些細な不安を解決することが、大きな病気の予防や、毎日の笑顔に繋がると信じています。