症状: 倦怠感

体がだるい・重い

  • 【前編】乳がん術後の「疲れやすさ」「筋力低下」「骨密度」をあきらめない!今日から始めるカラダ再生計画

    「乳がんの術後、以前のように動けなくて疲れやすい……」
    「ホルモン療法を始めてから、骨密度や筋力の低下を指摘されて不安……」乳がん治療を乗り越えた多くの女性が直面する、こうしたカラダの変化。
    主治医の先生には少し相談しづらく、「年齢のせい?」
    「治療中だから仕方ない?」
    と一人で抱え込んでいませんか?今回は、乳がん・婦人科医療の専門家である「マンマリア」理事長の尹玲花(いん れいか)先生と、乳がんサバイバー向けの運動・食事指導で多くの実績を持つ「リオールジム」代表の奥松功基(おくまつ こうき)さんの対談をお届けします。前編では、世界中の研究エビデンスに基づいた、「しんどくない」「今日から試せる」体力づくりと、筋肉・骨を守る運動のコツについてたっぷり語っていただきました。
    「ゆっくりお散歩」では変わらない?
    疲れをリセットする「持久力」の正体

    尹玲花医師(以下、尹):
    私のクリニックでも、患者様から「とにかく疲れやすくなった」「駅の階段がつらい」というお声を毎日お聞きします。
    実は私自身も、1日の診察が終わると診察室の椅子から立ち上がれないほど疲れてしまって(笑)。
    10分くらいお茶を飲んで休憩しないと家に帰れない時期がありました。
    そんな時、奥松さんのジムにお世話になり始めて、体力が大切だと身に染みて分かったんです。

    奥松功基さん(以下、奥松):
    尹先生ほど活動的な方でもそうだったんですね。
    僕たちのジムでは、半年に一度、体力測定や疲労度に関する質問紙を実施しています。
    そこで明確に分かったのが、「すごく疲れている」と答える方ほど、その後の測定で「持久力」の数値が低い(伸びしろがある)という点です。
    逆に「疲れをほとんど感じない」という方は、持久力の測定で素晴らしい数値が出ます。
    極端に言えば、アンケートを見ただけでその人の持久力が分かってしまうくらい、疲れやすさと持久力は直結しているんです。

    尹:
    なるほど。
    なんとなく「筋肉をつけなきゃ」と思いがちですが、日頃のしんどさを減らすためには、まず「持久力(体力)」の底上げが必要なんですね。

    3ヶ月で倦怠感が半分に!
    「1.1倍のスピード」と「階段」の法則

    尹:
    ジムでは、持久力をつけるためにどんな指導をされているんですか?
    ランニングなどのハードな運動が必要なのでしょうか?

    奥松:
    いえ、ランニングをする必要は一切ありません!
    実は、大学病院と共同で行った3ヶ月間の研究があるのですが、運動習慣がなかった乳がん経験者の方々に運動を取り入れてもらったところ、持久力が上がったチームは身体的な倦怠感が半分のスコア(50%改善)まで減ったんです。

    参加者の方からは「以前は外出から帰ると一度横にならないと夕食を作れなかったのに、帰ってすぐキッチンに立てるようになった」という嬉しいお声をたくさんいただきました。

    尹:
    素晴らしいですね!
    「一度横になる」を挟まなくてよくなるのは、家庭を回す女性にとって本当にありがたいことです。
    具体的にはどんな運動をすればいいですか?

    持久力アップのポイントは2つ。
    ①ちょっとだけ早く歩く(普段の1.1倍のスピード)、②階段を使う(ランニングと同じ運動強度があります)。

    奥松:
    実は、ゆっくり時間をかけてお散歩をするだけだと、約半数の方は持久力が改善しないという研究結果があります。
    持久力を高めるには「少しだけ強度の高い運動」が必要なんです。
    最終的な理想は、週に合計150分。
    通勤や買い物、駅の階段移動もすべてカウントしてOKです。
    毎日「昨日の自分をちょっとだけ超える」意識で、「普段3分歩いているところを4分にしてみる」といった心がけから始めてみてください。

    持久力トレーニングのイメージ
    リンパ浮腫が怖くて筋トレできない?
    安全に筋肉を増やすステップ

    奥松:
    持久力と並んで大切なのが「筋肉」です。
    私たちの体は30代以降、毎年300gの筋肉が自然と失われます。
    さらに乳がん治療(抗がん剤など)の影響を受けると、一気に10年分もの筋肉量が減ってしまうとも言われています。
    この極端に筋肉が減った状態(サルコペニア)は、乳がんの予後にも影響するという研究データが出ています。

    尹:
    通院するだけでも、一定の筋力がないと治療を続けること自体が大変になってしまいます。
    でも、多くの患者様が退院時に「重いものを持たないように」「腕を上げすぎないように」と指導されるため、何年もそれを守り続けた結果、肩が上がらなくなったりするケースをよく目にします。
    特に脇のリンパ節を郭清(切除)された方は、「筋トレをしてリンパ浮腫が悪化したらどうしよう」と不安に思われています。
    安全な境界線はどこにあるのでしょうか?

    奥松:
    すでにリンパ浮腫がある方やリスクが高い方でも、「少しずつ強度を上げていけば、発症や悪化のリスクを非常に低く抑えられる」ことが医学誌で多数報告されています。
    事実、僕たちのジムでもリンパ浮腫の発症や悪化の報告は一度もありません。

    ポイントは、「週に2回の筋トレは、同じ強度をやり続ける」ことです。
    例えば、月曜日と水曜日に「重りなし」でスクワットをする(同じ強度)。
    翌週、腕や体調に問題がなければ、300mlの小さなペットボトルを両手に持って負荷を少しだけ増やす。
    このステップアップを繰り返します。

    奥松:
    筋肉をしっかり増やすための指標は、「歌えないけれど、会話はできる」くらいまで深くしゃがむ、または負荷をかけること。
    そして最低でも「週に4セット」(10回×4セット)取り組むことです。

    抗がん剤治療で失われた筋肉量は取り戻せます。
    「週2回・同じ強度から始める」安全ステップが、リンパ浮腫リスクを抑えながら筋力を回復させる鍵です。

    筋力トレーニングのイメージ
    ホルモン療法による「骨密度低下」へのアプローチ

    尹:
    ホルモン療法による「骨密度の低下」に悩む方も多いのですが、食事や運動でできることはありますか?

    奥松:
    骨密度を改善するには、骨に物理的な刺激を入れる「筋トレ」や「負荷をかける運動」が推奨されています。
    先ほどお話しした「持久力UPの早歩き」や「筋トレ(スクワット)」を行っていれば、自然と骨への刺激もクリアできます。

    尹:
    医療の現場では、まず自宅で手軽にできる「1日50回のかかと落とし」をおすすめしています。
    また栄養面では、皆さん「骨=カルシウム」と思いがちですが、骨の土台(主成分)を構成しているのは「タンパク質」です。
    「しっかりタンパク質を食べていますか?」
    ということはいつもお伝えしています。

    奥松:
    もう一つ、骨密度を保つためには「痩せすぎない(適正体重を維持する)」ことも非常に大切です。
    スリムな体型の方は骨密度が低い傾向にあるので、少しカロリーのある食事を摂っていただき、体重を一定に維持しながら運動で骨を守るアプローチをすることもあります。

    骨の主成分は「タンパク質」。
    かかと落とし・早歩き・スクワットで骨に刺激を与えながら、適正体重を維持することが骨密度を守る近道です。

    骨密度ケアのイメージ
    登場人物プロフィール

    尹 玲花(いん れいか)
    医療法人社団マンマリア 理事長。
    乳腺専門医。
    乳がん・婦人科医療の専門家として、患者に寄り添う診療を実践。

    奥松 功基(おくまつ こうき)
    リオールジム代表。
    スポーツ医学博士。
    乳がん経験者向けの運動・食事指導のエビデンスに基づき、多くの女性のカラダ再生をサポート。
    著書に『乳がん治療後「疲れやすくなった・脂肪が増えた・筋肉が減った」を改善する本』(金原出版)。

    後編では、乳がんサバイバーの体脂肪のお悩みにフォーカス。運動より3〜4倍効果的な食事の見直し方と「ABダイエット」の実践法をお届けします。

  • 【後編】運動より3倍痩せる!? 乳がん術後の体脂肪を落とす「我慢しない」食事とお酒のルール

    乳がん治療後、「前と同じ生活なのに、なぜかどんどん脂肪が増えていく……」と悩んでいませんか?前編でお届けした「体力・筋肉・骨を守る運動編」に続き、後編では多くの女性が直面する「体脂肪」のお悩みにフォーカスします。マンマリア理事長の尹玲花(いん れいか)先生と、リオールジム代表の奥松功基(おくまつ こうき)さんの対談から、世界中の研究データに基づいた「圧倒的に結果が出る食事メソッド」と、気になる「お酒・大豆・乳製品」との付き合い方についてお届けします。
    運動よりも「食事が3〜4倍痩せる」という事実

    尹玲花医師(以下、尹):
    治療の影響もあって体重が落ちにくくなったとき、まず何から始めるべきですか?
    一生懸命アクアビクスや水泳に通っているのに体重が落ちない、というご相談もよく受けます。

    奥松功基さん(以下、奥松):
    結論から言うと、圧倒的に「食事」が重要です。
    筑波大学での肥満・ダイエット研究を含め、運動と食事のどちらが痩せるかという比較研究をたくさん重ねてきましたが、食事を見直すほうが3〜4倍も早く、確実に結果が出ます。

    運動で消費できるカロリーは、頑張っても1回200kcal程度。
    エクレアを食べてビールを1缶飲めば、すぐにその2倍のカロリーを摂取してしまいます。
    運動は週に数回しかできませんが、食事は1日3回、週に21回も調整のチャンスがあるんです。

    尹:
    「運動したから、ご褒美にこれ食べちゃおう!」
    という甘いマインドは、体重を落とす段階ではぐっと堪えないといけないわけですね。

    食事を見直すほうが、運動より3〜4倍早く確実に結果が出ます。
    食事は1日3回・週21回の調整チャンスがあります。

    食事と運動の比較イメージ
    ダイエットは「買った瞬間」にほぼ決まる!
    ABダイエットの秘密

    奥松:
    ここで僕が提唱しているのが、NG食材を作らない「AB(エービー)ダイエット」です。
    ジムではよくこんな俳句をお伝えしています。

    「ダイエット 買った瞬間 ほぼ決まり」

    実は、スーパーでカゴに入れた時点で、その日の摂取カロリーの大部分は決まっています。
    たくさん煮込んでもお肉の脂は意外と抜けません。
    焼いたり煮たりする調理法よりも、「何を買うか」がすべてなのです。

    食材グループ 特徴 具体的な食材例
    A食材(何倍食べても太りにくい) 100gあたり120kcal未満のヘルシー食材 魚介類(イカ・タコ・エビなど)、野菜全般、果物、皮なしの鶏肉
    B食材(美味しいけれど量に注意) 100gあたり120kcal以上の高カロリー食材 牛肉・豚肉(赤身含む)、脂ののった魚(サバ・サンマ・ブリ・鮭)、白米、パン、麺類、オイル類

    奥松:
    ポイントは、B食材を「1日4回以内」におさめること。
    これだけで、女性の場合は1ヶ月に1kgペースで体重が落ちやすくなります。

    尹:
    この表、私の家の冷蔵庫にも貼ってあります。
    「お腹いっぱい食べないでください」ではなく、「食材を選んでお腹いっぱい食べましょう」というのが嬉しいですよね。

    奥松:
    最近はコンビニも優秀です。
    サラダチキンだけでなく、パックに入った「ししゃも」や「サバ」などのお惣菜シリーズはおかずとしてとてもおすすめです。
    また、当ジムで10kg〜24kg以上の大幅なダイエットに成功した方々が共通して食べていたのが、コンビニの「具だくさん野菜スープ」です。
    300〜400円で美味しくて満足感が高く、野菜(A食材)なので減量向きです。

    「ダイエット 買った瞬間 ほぼ決まり」。
    A食材中心の買い物習慣と、B食材を1日4回以内に抑えるだけで、月1kgペースの減量が見えてきます。

    ABダイエットのイメージ
    気になる「お酒・大豆・乳製品」との付き合い方

    尹:
    よく患者様から「大豆製品や乳製品は食べちゃダメですか?」
    と聞かれますが、医学的に「食べてはいけないダメな食品」はありません。むしろ大豆成分は乳がん予防に良いというお話もあります。
    乳製品に関しても、チーズや生クリームなどに含まれる「脂肪」を取りすぎないように気をつければ大丈夫です。

    奥松:
    癌の診断後、極端に「砂糖を一切断つ」「野菜しか食べない」など食生活をガラッと変える方がいますが、私たちの追跡調査では「4年経つと見事に元の食事に戻っている」ことが分かっています。
    再発予防の面では「適正体重をずっと維持し続ける」ことが最も重要なので、好きなものをある程度食べながら、長期的に続けられるコントロールが大切です。

    尹:
    お酒の量に関するご質問も多いです。
    筋トレとお酒の関係はどうですか?

    奥松:
    お酒(アルコール)には筋肉を分解する作用があり、タンパク質も入っていません。
    ただ、通常の飲酒量であれば「筋トレの効果をゼロにする」ほどの悪影響はないので、しっかりトレーニングをしていれば筋肉はつきます。
    ご安心ください。

    尹:
    乳がんのリスクという観点では、アルコール量に比例してリスクが上がることが分かっているため「飲まないに越したことはない」というのが医学的な回答です。
    適量の目安としては「1週間にワイングラス2杯程度」
    毎日缶ビールで晩酌をされている方は、カロリーの面でもアルコールの面でも少し飲み過ぎになっているかもしれませんので、見直すきっかけにしてみてください。

    尹:
    今日から取り入れられる工夫がたくさんありましたね。
    皆さんもぜひ、「昨日の自分を少しだけ超える」気持ちで、できるところから始めてみてください。

    医学的に「食べてはいけない食品」はありません。
    好きなものをある程度食べながら、長期的に続けられるコントロールが再発予防の鍵です。

    奥松:
    僕たちのジム(リオールジム)は、銀座に2号店となる路面店をオープンしました。
    高性能な機械での筋肉量・脂肪率の測定から、今日お話しした体力測定、ABダイエットを活用した個別の食事アドバイスまで行っています。
    初回体験も実施中ですので、ぜひお気軽に頼ってくださいね。

    食事コントロールのイメージ
    登場人物プロフィール

    尹 玲花(いん れいか)
    医療法人社団マンマリア 理事長。
    乳腺専門医。
    乳がん・婦人科医療の専門家として、患者に寄り添う診療を実践。

    奥松 功基(おくまつ こうき)
    リオールジム代表。
    スポーツ医学博士。
    乳がん経験者向けの運動・食事指導のエビデンスに基づき、多くの女性のカラダ再生をサポート。
    著書に『乳がん治療後「疲れやすくなった・脂肪が増えた・筋肉が減った」を改善する本』(金原出版)。

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  • やる気が出ない・何もしたくない日が増えた方へ

    やる気が出ない・何もしたくない日が増えた方へ

    やる気が出ない・何もしたくない日が増えた方へ

    もしかして、更年期のせい? そう不安に感じていませんか? 今回は、やる気が出ない日が増えたと感じるあなたへ、更年期との関連について解説します。

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    「セルフチェック」症状の目安

    最近、どうもやる気が出ない、何もしたくないと感じることはありませんか? その背景には、さまざまな要因が考えられます。ご自身の状況を把握するために、まずはセルフチェックをしてみましょう。

    【セルフチェック】
    ・以前は楽しめていたことに興味がなくなった
    ・何をするにも億劫で、行動に移せない
    ・気分の落ち込みが続き、なかなか晴れない
    ・睡眠不足や寝過ぎなど、睡眠の質が変化した
    ・疲れやすく、休息してもなかなか回復しない

    【早めに相談を検討したいサイン(目安)】
    ・何も手につかず、日常生活に支障が出ている
    ・気分の落ち込みが激しく、涙もろくなった
    ・将来に対して悲観的な考えが浮かんでくる
    ・誰とも会いたくなく、引きこもりがちになった
    ・食欲不振や過食が続き、体重が大きく変動した
    ・症状が2週間以上続いており、改善の兆しが見られない

    上記の項目は、あくまで目安としてお考えください。少しでも気になることがあれば、早めに専門家へ相談することも検討しましょう。

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    考えられる原因

    やる気が出ない原因は、人によって異なります。更年期によるホルモンバランスの変化も、そのうちの一つとして考えられます。

    【一般的に挙げられる要素】
    ・ホルモンバランスの乱れ(更年期など)
    ・ストレスや疲労の蓄積
    ・生活習慣の乱れ

    これらの要素が複雑に絡み合っている可能性も考慮し、多角的な視点から原因を探ることが大切です。

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    よくある不安(Q&A)

    質問:更年期が原因の場合、どうすれば良くなるのでしょうか?
    回答: 更年期による影響は、ホルモン補充療法や漢方薬などで症状を緩和できる場合があります。まずは専門医に相談し、ご自身に合った治療法を見つけることが大切です。

    質問: 相談する際、どんな情報を伝えたら良いですか?
    回答: いつから、どのような症状があるのか、具体的に伝えられると良いでしょう。症状の経過や、日常生活への影響なども合わせて伝えてみましょう。

    相談・受診の流れ

    相談する際には、現在の症状や、いつから症状が出始めたのかを詳しく伝えることが大切です。また、日常生活で困っていることや、不安に感じていることも共有しましょう。

    【整理の流れ】
    1) 症状について記録する(いつから、どんな症状があるか)
    2) 症状が生活に与える影響をまとめる
    3) 相談したいこと、不安なことを明確にする

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    まとめ

    今回は、やる気が出ないと感じる原因と、更年期との関連について解説しました。セルフチェックの結果や、日々の状況を記録することで、よりスムーズな相談につながります。

    【今日できること】
    ・今日の体調や気分の変化を記録する
    ・リラックスできる時間を作る(入浴、音楽鑑賞など)
    ・誰かに話を聞いてもらう

  • 一人で何とかしようとしていた私が、 立ち止まるまでの話

    一人で何とかしようとしていた私が、 立ち止まるまでの話

    「誰にも迷惑をかけたくない」そう思っていたあの日々。朝、家族を見送った後の静かな部屋で、一人悩む時間が長引いていました。誰にも言えない、言っても理解してもらえないかもしれない。そんな不安が、私をますます孤独にしていたのです。

    【回答者プロフィール】
    佐倉 結衣さん(仮名)(38歳・会社員)
    夫と小学生の娘と3人暮らし。都内のIT企業で働く佐倉さんは、責任感が強く、何でも自分で抱え込んでしまう性格でした。
    仕事も家事も完璧にこなしたい。
    それが当たり前だと思っていました。

    しかし、ある時から体調に異変を感じるようになります。

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    小さなSOSを見過ごして

    質問:最初に体調の変化を感じたのはいつ頃ですか?

    佐倉さん:半年前くらいでしょうか。
    最初は疲れやすいな、くらいに思っていました。
    でも、だんだん朝起きるのが辛くなったり、集中力が続かなくなったりして。
    肩こりや頭痛もひどくなって、さすがにおかしいなと感じ始めました。

    質問:その時、誰かに相談しましたか?

    佐倉さん:それが、誰にも言えなかったんです。
    夫も仕事で忙しいし、娘もまだ小さい。
    心配かけたくない、迷惑をかけたくない、という気持ちが強くて。
    それに、自分が情けなく思われるんじゃないかという不安もありました。

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    限界のサイン、止まらない涙

    質問:体調が悪化していく中で、一番辛かったことは何ですか?

    佐倉さん:常にプレッシャーを感じていたことです。
    「自分が倒れたら、家族はどうなるんだろう」
    「仕事を休んだら、周りに迷惑がかかる」
    そんなことばかり考えていました。
    ある日、会社の帰り道、突然涙が止まらなくなってしまって。
    その時、初めて「もう限界だ」と思いました。

    質問:その時、どんなことを考えましたか?

    佐倉さん:「助けてほしい」という気持ちと、「でも、誰に?」という絶望感が入り混じっていました。
    今までずっと一人で頑張ってきたから、誰かに頼るということが想像できなかったんです。
    でも、このままでは本当にダメになってしまう、という危機感もありました。

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    「迷惑かも」を乗り越えて

    質問:最終的に、どのようにして誰かに相談しようと思ったのですか?

    佐倉さん:たまたまネットで見かけた相談窓口の記事がきっかけでした。
    「誰かに話すだけでも楽になる」という言葉に、藁にもすがる思いで電話をかけてみました。
    最初は緊張しましたが、相談員の方がとても親身になって話を聞いてくれて、心が少し軽くなりました。

    質問:相談してみて、どんな変化がありましたか?

    佐倉さん:一番大きかったのは、「一人じゃないんだ」と思えたことです。
    誰かに話を聞いてもらうことで、自分の気持ちを整理することができました。
    その後、病院を受診し、適切な治療を受けることができました。
    今は少しずつですが、体調も回復してきています。

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    過去の私に伝えたいこと

    質問:今なら当時の自分に何と言う?

    佐倉さん:「あなたは決して一人じゃない。
    辛い時は、遠慮せずに誰かに頼っていいんだよ」
    そう言ってあげたいです。
    そして、「迷惑をかける」ことよりも、「自分の心と体を大切にする」ことの方がずっと大切だと伝えたいです。

    【編集部より】
    佐倉さんのように、誰にも迷惑をかけたくないという思いから、一人で抱え込んでしまう方は少なくありません。
    しかし、辛い時は、誰かに相談することも大切です。
    話すことで気持ちが楽になったり、解決策が見つかったりすることもあります。
    もし、今あなたが辛い状況にいるなら、一人で悩まずに、誰かに相談してみてはいかがでしょうか。

  • 「この歳なら仕方ない」と思った私が、治療を選ぶまで

    「この歳なら仕方ない」と思った私が、治療を選ぶまで

    健康診断の結果を前に、私は「もう若くないし、どこか悪くても仕方ないか」と諦めかけていました。でも、本当にそれで良いのか? モヤモヤした気持ちを抱えながらも、自分らしい人生を取り戻すために私が選んだ道とは——。

    【回答者プロフィール】
    佐々木 結衣さん(仮名)(48歳・会社員)
    夫と二人暮らし。フルタイムで働きながら、週末は趣味のガーデニングを楽しむ日々。健康には自信があり、多少の不調は「歳のせい」と気に留めないようにしていました。会社の健康診断も、特に問題がなければ良い、くらいの気持ちで受けていました。

    そんなある日、健康診断の結果が届き、再検査の文字が目に飛び込んできたのです。

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    再検査の結果と、心のざわつき

    質問:再検査の結果を聞いた時、どんなことを思いましたか?

    佐々木さん:「やっぱり、どこか悪かったか…」と思いました。でも、それ以上に「これからどうなるんだろう」という不安が大きかったです。インターネットで色々調べてみましたが、情報が多すぎて、余計に混乱してしまいました。

    質問:ご家族や友人に相談されましたか?

    佐々木さん:夫にはすぐに話しました。心配してくれましたが、具体的なアドバイスができるわけでもなく…。友人にも話しましたが、「私も同じようなことがあったけど、大丈夫だったよ」という話を聞いても、どこか他人事のように感じてしまいました。

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    「仕方ない」という言葉の重さ

    質問:「歳のせいだから仕方ない」と思ったのは、どんな時でしたか?

    佐々木さん:再検査の結果が出る前から、何となくそう思っていました。40代後半になり、若い頃とは違う体の変化を感じていたからです。疲れやすくなったり、肌の調子が悪くなったり…。それらを全て「歳のせい」で片付けてしまっていたんです。

    質問:「仕方ない」と思って、諦めそうになったことはありましたか?

    佐々木さん:治療について調べれば調べるほど、大変そうだな、と感じてしまって。「もう、この歳だし、無理しなくてもいいんじゃないか」と何度も思いました。でも、心のどこかで「本当にそれで良いのか?」という声が聞こえてきたんです。

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    治療という選択、そして未来へ

    質問:最終的に、治療を選んだのはなぜですか?

    佐々木さん:「まだ、諦めたくない」と思ったからです。これから先の人生、もっとやりたいことがたくさんある。そのためには、健康な体が必要だ、と。それに、治療を受けることで、少しでも不安が解消されるなら、その方が良いと思ったんです。

    質問:治療を受けて、何か変化はありましたか?

    佐々木さん:治療を始めてからは、体調も少しずつ良くなってきました。もちろん、大変なこともありますが、それ以上に「未来への希望」を感じています。治療を選んで、本当に良かったと思っています。

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    過去の私に伝えたいこと

    質問:今なら当時の自分に何と言う?

    佐々木さん:「大丈夫、あなたは一人じゃないよ」と伝えたいです。そして、「諦めずに、自分の心に正直に向き合って」と。治療は怖いかもしれないけど、それ以上に、未来への希望があることを知ってほしいです。

    【編集部より】
    年齢を重ねるにつれて、体の不調を感じることは誰にでもあります。しかし、「歳のせいだから仕方ない」と諦めてしまう前に、一度立ち止まって考えてみませんか? 佐々木さんのように、治療という選択肢を選ぶことで、より自分らしい人生を取り戻せるかもしれません。もし、不安や悩みを抱えているなら、誰かに相談してみるのも良いでしょう。話すことで気持ちが整理され、新たな一歩を踏み出す勇気が湧いてくるかもしれません。

  • 更年期の不調だと思っていた違和感が、 検査につながった話

    更年期の不調だと思っていた違和感が、 検査につながった話

    「この年齢なら、よくあること」そう思ってやり過ごしていた体の変化。ある日ふと、鏡に映る自分の顔を見て「これは普通じゃないかも」と感じたあの日から、私の心はざわつき始めました。もしあの時、見過ごしていたら——。これは、そんな私の体験談です。

    【回答者プロフィール】
    高橋 恵子さん(仮名)(52歳・会社員)
    私は都内で夫と二人暮らし。
    子供たちは独立し、今は夫婦でのんびりとした日々を送っています。
    仕事はデスクワークが中心で、健康には自信があった方でした。
    まさか自分が、こんな経験をするとは思ってもいませんでした。

    ある日、会社の健康診断の結果が届き、いくつかの項目で再検査が必要という結果が出たのです。

    575361
    「いつものこと」とやり過ごした日々

    質問:最初の違和感は、どんなことから始まったのでしょうか?

    高橋さん:振り返ってみると、40代後半くらいから、なんとなく体調が優れない日が増えてきたように思います。
    特にひどかったのが、ほてり、のぼせ、そして気分の落ち込みでした。
    更年期かな?と思いながらも、「この年頃の女性なら、誰でも経験することだろう」と、あまり深く考えないようにしていました。

    質問:具体的に、どんな風にやり過ごしていたのですか?

    高橋さん:例えば、ほてりがひどい時は、職場でこっそり扇風機を回したり、冷たいタオルで首を冷やしたりしていました。
    気分の落ち込みに関しては、趣味のガーデニングに没頭したり、友人とランチに出かけたりして、気を紛らわせていました。
    でも、根本的な解決にはなっていなかったんですよね。

    mammaring-image4-68
    変わってしまった自分の顔に気づいて

    質問:検査を受けるきっかけになったのは、何だったのでしょうか?

    高橋さん:ある朝、ふと鏡を見たときのことです。
    そこに映っていたのは、いつも見慣れた自分の顔ではありませんでした。
    肌はくすみ、目元には深いクマができていて、全体的に疲れた印象だったんです。
    「もしかしたら、これは更年期のせいだけじゃないのかもしれない」と、初めて真剣に考えるようになりました。

    質問:その時の心境を教えてください。

    高橋さん:正直、とても不安でした。
    今まで健康には自信があったので、まさか自分が病気になるなんて、考えもしていませんでした。
    インターネットで色々調べてみましたが、情報が多すぎて、余計に混乱してしまいました。
    「一体、私はどうなってしまうんだろう」と、夜も眠れない日が続きました。

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    検査、そして医師からの言葉

    質問:検査の結果を聞いた時は、どうでしたか?

    高橋さん:結果を聞くまでは、ずっと落ち着かない気持ちでした。
    医師からは、いくつかの項目で異常が見られるものの、すぐに治療が必要な状態ではないと説明を受けました。
    ただ、定期的な検査が必要であること、生活習慣の改善が必要であることも伝えられました。

    質問:その後の生活は、どのように変わりましたか?

    高橋さん:まず、食生活を見直しました。
    野菜中心の食事を心がけ、バランスの取れた食事を摂るようにしました。
    また、ウォーキングやヨガなど、軽い運動も取り入れるようにしました。
    そして何より、睡眠時間をしっかりと確保するように心がけました。
    少しずつですが、体調も改善されてきているように感じます。

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    過去の自分に伝えたいこと

    質問:今なら当時の自分に何と言う?

    高橋さん:「大丈夫だよ」と伝えたいです。
    「もっと早く、自分の体の声に耳を傾けてあげて」とも。
    そして、「一人で抱え込まず、誰かに相談することも大切だよ」と伝えたいです。
    自分の体と心に向き合うことで、きっと良い方向に向かえるはずです。

    【編集部より】
    高橋さんの体験談は、私たちに「自分の体と心に向き合うことの大切さ」を教えてくれます。
    日々の忙しさに追われ、ついつい自分のことを後回しにしてしまいがちですが、少しでも「おかしいな」と感じたら、早めに専門機関に相談することが大切です。
    誰かに話すだけでも、気持ちが楽になることもあります。
    もし今、あなたが同じような悩みを抱えているなら、一人で抱え込まず、信頼できる人に相談してみてはいかがでしょうか。

  • 仕事が忙しくて後回しにした私が、検査結果を聞くまで

    仕事が忙しくて後回しにした私が、検査結果を聞くまで

    夕方の診察室。呼ばれるまでの時間、スマホで仕事のメールをチェックしていた。数週間前の健康診断の結果、「要精密検査」の文字が頭の片隅にずっと引っかかっていたけれど、「まあ、大丈夫だろう」と見て見ぬふりをしてきたのだ。

    【回答者プロフィール】
    佐伯 結衣さん(仮名)(35歳・会社員)
    都内のIT企業で働く佐伯結衣さんは、チームをまとめるリーダー。責任感が強く、毎日忙しい日々を送っていました。
    「多少の不調はいつものこと」と、自分の体のサインを後回しにするのが当たり前になっていたといいます。
    健康診断の結果が届いても、「また、何か引っかかったか」程度にしか思わず、再検査の必要性を感じつつも、仕事の忙しさを理由に放置してしまっていたそうです。

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    「これくらい、よくある」とやり過ごした日々

    質問:最初に「要精密検査」という結果を見たとき、どう思いましたか?

    佐伯さん:「やっぱりな」という気持ちと、「まあ、大丈夫だろう」という気持ちが半々でした。
    毎年、何かしら引っかかるんです。
    コレステロール値が高めだったり、貧血気味だったり。
    今回は確か、肝機能の数値が少し良くなかったはず。
    でも、自覚症状は全くなかったので、深く考えないようにしていました。

    質問:その後、すぐに再検査を受けようとは思いませんでしたか?

    佐伯さん:それが、なかなか時間が取れなくて……。
    言い訳になってしまうんですが、本当に忙しかったんです。
    新しいプロジェクトが始まったばかりで、毎日終電近くまで残業していましたし、土日も出勤することがありました。
    「これくらい、よくあること」と、自分の不調を無視していたんだと思います。

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    体からのSOSに気づいた、小さな変化

    質問:何か、体の変化に気づいたことはありましたか?

    佐伯さん:今思えば、小さなSOSはたくさん出ていたと思います。
    例えば、朝起きるのが辛くなったり、日中ぼーっとすることが増えたり。
    でも、「疲れているだけだろう」と、睡眠時間を増やしたり、カフェインをたくさん摂ったりして、ごまかしていました。

    質問:他に、何か気になることはありましたか?

    佐伯さん:そうですね……。
    一番気になっていたのは、肌荒れがひどくなったことです。
    今まで、あまり肌トラブルに悩まされたことがなかったんですが、その頃は、ニキビが繰り返しできたり、乾燥がひどくなったりして、ファンデーションがうまくのらなくて、気分が落ち込むこともありました。

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    「もしかしたら、本当に悪いのかも」と胸騒ぎがした瞬間

    質問:再検査を受けようと決めたきっかけは何だったのでしょうか?

    佐伯さん:ある日、会社の健康診断を担当してくれた産業医の先生から電話があったんです。
    「佐伯さんの検査結果、少し気になる点があるので、早めに再検査を受けてください」と。
    その時、「もしかしたら、本当に悪いのかも」と、初めて不安を感じました。

    質問:その時の心境を教えてください。

    佐伯さん:正直、すごく怖かったです。
    もし、何か悪い病気だったらどうしよう、と。
    でも、同時に、「ちゃんと向き合わなくちゃ」という気持ちも湧いてきました。
    自分の体を大切にしないと、仕事もできないし、大切な人たちとの時間も楽しめない。
    そう思って、すぐに病院に予約を入れました。

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    あの頃の自分に伝えたいこと

    質問:もし、過去の自分に声をかけることができるとしたら、どんな言葉をかけますか?

    佐伯さん:「もっと自分の体を大切にしてあげて」と言いたいですね。
    忙しいのはわかるけど、自分の健康を犠牲にしてまで頑張る必要はないよ、と。
    少しでも気になることがあれば、早めに病院に行って、専門家の意見を聞くべきだよ、と伝えたいです。
    そして、「あなたは一人じゃない。つらい時は、誰かに頼っていいんだよ」と、優しく背中を押してあげたいです。

    【編集部より】
    佐伯さんの体験談は、私たちに「自分の体と心に向き合うことの大切さ」を教えてくれます。
    多忙な毎日の中で、ついつい自分のことを後回しにしてしまいがちですが、少しでも異変を感じたら、迷わず専門機関に相談してみましょう。
    誰かに話すことで、気持ちが整理され、新たな一歩を踏み出す勇気が湧いてくるかもしれません。

  • 生理前の強い眠気。日中のパフォーマンスを守るための対策

    生理前の強い眠気。日中のパフォーマンスを守るための対策

    仕事や家事に支障が出るほどの、生理前の異常な眠気に悩んでいませんか? その原因と、眠気を解消するために。

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    考えられる原因

    生理前に強い眠気を感じる場合、いくつかの原因が考えられます。ホルモンバランスの変化が、睡眠に影響を与える可能性があるからです。

    【一般的に挙げられる要素】
    ・ホルモンバランスの変動
    ・睡眠の質の低下
    ・ストレスや疲労

    これらの要素が複雑に絡み合っていることもあります。まずは、ご自身の状況を整理してみましょう。

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    「セルフチェック」症状の目安

    生理前の眠気について、どのような状態なのかを把握することは大切です。ご自身の状況を客観的に見てみましょう。

    【セルフチェック】
    ・生理の1週間〜10日前から眠気が強くなる
    ・日中の活動に支障が出るほどの眠気がある
    ・集中力や判断力の低下を感じる
    ・睡眠時間を増やしても眠気が解消されない
    ・気分の落ち込みやイライラを伴う

    【早めに相談を検討したいサイン】
    ・眠気が日常生活に支障をきたしている
    ・気分の落ち込みがひどく、何も楽しめない
    ・眠気以外の症状(頭痛、吐き気など)も伴う
    ・これまでと違う、強い眠気を感じる
    ・セルフケアを試しても改善しない
    ・数日〜数週間みても改善せず、むしろ悪化している

    これらの項目は、あくまで目安としてお考えください。気になる場合は、専門家への相談をご検討ください。

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    よくある不安(Q&A)

    質問:生理前の眠気は、我慢するしかないのでしょうか?
    回答: いいえ、そんなことはありません。眠気の原因を探り、適切な対策を行うことで改善が期待できます。

    質問:婦人科を受診する際、どんなことを伝えたら良いですか?
    回答:生理周期、眠気の程度、期間、日常生活への影響などを詳しく伝えてみましょう。事前にメモしておくとスムーズです。

    相談・受診の流れ

    受診の際は、ご自身の状況を詳しく伝えることが大切です。特に、いつから、どのような症状があるのかを具体的に伝えましょう。

    【整理の流れ】
    1) 基礎体温の変化や、睡眠時間などの記録を共有
    2) 症状の詳細(いつから、どのような状態か)を伝える
    3) 医師と相談し、考えられる原因と対策を検討する

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    まとめ

    生理前の眠気は、ホルモンバランスの変化など様々な要因が考えられます。ご自身の状態を把握し、必要に応じて専門家へ相談することが大切です。

    【今日できること】
    ・睡眠時間と眠気の程度を記録する
    ・リラックスできる時間を作る
    ・婦人科に相談する際の質問をまとめておく

  • 最近ずっと疲れやすい…これって自律神経の乱れ?

    最近ずっと疲れやすい…これって自律神経の乱れ?

    なかなか疲れが取れない、だるさが続く。もしかして自律神経が乱れているのかな? そう感じているあなたへ、心と体に起きている変化を紐解いていきましょう。

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    セルフチェック:原因の手がかりと追加確認

    疲れやだるさがなかなか抜けない時、何が原因なのか不安になりますよね。毎日忙しくされている中で、少しでも異変を感じると、色々なことが気になってしまうかもしれません。
    例えば、「週末はゆっくり休んだはずなのに、月曜日からまたぐったり…」という経験はありませんか?

    【まず考えられる背景】
    ・不規則な生活習慣やストレスによる自律神経の乱れ
    ・睡眠不足や栄養バランスの偏り
    ・季節の変わり目や気圧の変化

    【追加で確認してほしいポイント】
    ・いつから:例)2週間前から、特に朝がつらい
    ・頻度・強さ:例)ほぼ毎日、日によって波がある
    ・波・条件:例)仕事が忙しい時期、生理前
    ・生活への影響:睡眠の質が落ちている、集中できない
    ・変化:以前より疲れやすくなった、新しい症状が出始めた

    これらのポイントを把握することで、原因が見えてくるかもしれません。
    次のセクションでは、医師として早めに確認したいサインについてお伝えします。

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    医師に相談を考えたいサインと確認方法

    もし、下記のようなサインに心当たりがあれば、一度医療機関への相談を検討してみてください。
    早めの相談で、より安心できる毎日を送れる可能性があります。

    【相談を検討したいサイン】
    ・強い倦怠感やめまいが続く
    ・動悸や息切れが頻繁に起こる
    ・睡眠障害(不眠、過眠)が続く
    ・食欲不振や消化不良が続く
    ・気分の落ち込みや不安感が強い

    【自分でできる確認方法】
    ・体温:毎日同じ時間に測り、変化を記録する
    ・睡眠時間:毎日記録し、睡眠の質を評価する
    ・食事内容:バランスの取れた食事を心がける
    ・運動:軽い運動を取り入れ、体の変化を感じる

    これらの確認方法は、あくまで目安です。
    少しでも気になることがあれば、我慢せずに専門家へ相談してください。

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    こんな患者さんもいました:同じ症状の例と改善の経過

    【事例1】
    長期間にわたる倦怠感と不眠に悩まされ、仕事に集中できない。
    → 睡眠習慣と食生活の見直し、ストレスマネジメントを指導。
    → 徐々に睡眠の質が改善し、倦怠感も軽減。仕事への集中力も回復。

    【事例2】
    めまいと動悸が頻繁に起こり、外出が困難になる。
    → 自律神経のバランスを整える治療と、生活習慣の改善を提案。
    → 症状が落ち着き、安心して外出できるようになった。

    経過は人それぞれであり、同じように改善するとは限りません。
    ご自身の状態に合わせて、適切な対応を見つけることが大切です。

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    よくある質問

    質問:自律神経の乱れは、放置するとどうなりますか?
    放置すると、様々な身体の不調につながる可能性があります。
    早めにケアすることで、より健康な状態を保つことができます。

    相談・受診の流れ

    受診の際は、いつから、どのような症状があるのか、具体的に伝えることが大切です。
    事前にメモしておくと、スムーズに伝えられます。

    【共有すると役立つ情報】
    ・いつから/頻度/強さ
    ・波・条件(生理周期・疲労・ストレスなど)
    ・見た目の変化(顔色・肌の状態)
    ・生活への影響(睡眠・仕事・家事)
    ・気になっている質問

    まとめ

    身体のサインは、人それぞれ異なります。
    ご自身の状態をよく観察し、早めのケアを心がけましょう。

    疲れやだるさが続く場合は、自律神経の乱れが原因かもしれません。
    気になる症状があれば、お気軽に医療機関へご相談ください。

  • 朝がつらくて起きられないときに考えられること

    朝がつらくて起きられないときに考えられること

    朝、なかなか起き上がれない。そんな経験はありませんか?もしかしたら、自律神経や生活リズムの乱れが関係しているかもしれません。

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    セルフチェック:原因の手がかりと追加確認

    朝から体がだるくて動けない。もしかすると、それは単なる寝不足ではないかもしれません。
    例えば、「週末はゆっくり寝ているのに、月曜日の朝は特に起きるのがつらい」というような場合、生活リズムが影響している可能性も考えられます。

    【まず考えられる背景】
    ・不規則な生活習慣
    ・睡眠不足や睡眠の質の低下
    ・ストレスや疲労の蓄積

    【追加で確認してほしいポイント】
    ・いつから:例)1ヶ月前から
    ・頻度・強さ:例)週に数回/ひどい時は動けない
    ・波・条件:例)仕事が忙しい時期/季節の変わり目
    ・生活への影響:睡眠不足/仕事の集中力低下
    ・変化:以前よりつらくなっている

    これらのポイントをチェックすることで、原因が見えてくるかもしれません。
    次のセクションでは、さらに詳しく、医師に相談を考えたいサインについて見ていきましょう。

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    医師に相談を考えたいサインと確認方法

    もし、下記のようなサインが見られる場合は、一度医療機関への相談を検討してみてください。
    早めの相談で、より良い解決策が見つかることもあります。

    【相談を検討したいサイン】
    ・強い倦怠感が続く
    ・睡眠時間を確保しても改善しない
    ・日常生活に支障が出ている
    ・気分の落ち込みや不安感が強い
    ・他の症状(頭痛、めまいなど)を伴う

    【自分でできる確認方法】
    ・睡眠時間と起床時間を記録する
    ・日中の活動量を把握する
    ・食事内容を見直す
    ・ストレスの原因を特定する
    ・体温を測る

    これらの確認方法は、あくまで目安です。
    少しでも気になることがあれば、専門家への相談を考えてみてください。

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    こんな患者さんもいました:同じ症状の例と改善の経過

    【事例1】
    朝起きるのがつらく、日中も倦怠感が続くため、仕事に集中できない。
    → 睡眠時間や生活リズム、ストレスの状況などを詳しく伺いました。
    → 生活習慣の見直しや、必要に応じて睡眠導入剤の使用を検討した結果、症状が落ち着き、以前のように仕事に集中できるようになったとのことです。

    【事例2】
    季節の変わり目に体調を崩しやすく、朝起きるのが特に辛い。
    → 季節性うつ病の可能性も考慮し、光療法やカウンセリングを提案しました。
    → 症状が改善し、季節の変わり目でも比較的安定した状態で過ごせるようになったとのことです。

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    同じような症状でも、原因や経過は人それぞれ異なります。
    ご自身の状況に合わせて、適切な対応を検討していくことが大切です。

    相談・受診の流れ

    受診の際は、いつから、どのような症状があるのか、具体的に伝えることが大切です。
    また、生活リズムや睡眠時間など、普段の生活についても詳しく教えてください。

    【共有すると役立つ情報】
    ・いつから/頻度/強さ
    ・波・条件(季節/時間帯/特定の行動)
    ・見た目の変化(顔色/むくみ)
    ・生活への影響(仕事/家事/人間関係)
    ・気になっている質問

    まとめ

    朝がつらいと感じる背景には、さまざまな要因が考えられます。
    ご自身の状況を把握し、必要に応じて専門家のサポートを求めることが大切です。

    朝から動けないと感じたら、無理せず休息を取り、必要であれば医療機関に相談してみましょう。
    早めのケアで、快適な毎日を取り戻せる可能性があります。