受診科: 婦人科

女性の生殖器疾患を扱う診療科

  • 【前編】乳がん術後の「疲れやすさ」「筋力低下」「骨密度」をあきらめない!今日から始めるカラダ再生計画

    「乳がんの術後、以前のように動けなくて疲れやすい……」
    「ホルモン療法を始めてから、骨密度や筋力の低下を指摘されて不安……」乳がん治療を乗り越えた多くの女性が直面する、こうしたカラダの変化。
    主治医の先生には少し相談しづらく、「年齢のせい?」
    「治療中だから仕方ない?」
    と一人で抱え込んでいませんか?今回は、乳がん・婦人科医療の専門家である「マンマリア」理事長の尹玲花(いん れいか)先生と、乳がんサバイバー向けの運動・食事指導で多くの実績を持つ「リオールジム」代表の奥松功基(おくまつ こうき)さんの対談をお届けします。前編では、世界中の研究エビデンスに基づいた、「しんどくない」「今日から試せる」体力づくりと、筋肉・骨を守る運動のコツについてたっぷり語っていただきました。
    「ゆっくりお散歩」では変わらない?
    疲れをリセットする「持久力」の正体

    尹玲花医師(以下、尹):
    私のクリニックでも、患者様から「とにかく疲れやすくなった」「駅の階段がつらい」というお声を毎日お聞きします。
    実は私自身も、1日の診察が終わると診察室の椅子から立ち上がれないほど疲れてしまって(笑)。
    10分くらいお茶を飲んで休憩しないと家に帰れない時期がありました。
    そんな時、奥松さんのジムにお世話になり始めて、体力が大切だと身に染みて分かったんです。

    奥松功基さん(以下、奥松):
    尹先生ほど活動的な方でもそうだったんですね。
    僕たちのジムでは、半年に一度、体力測定や疲労度に関する質問紙を実施しています。
    そこで明確に分かったのが、「すごく疲れている」と答える方ほど、その後の測定で「持久力」の数値が低い(伸びしろがある)という点です。
    逆に「疲れをほとんど感じない」という方は、持久力の測定で素晴らしい数値が出ます。
    極端に言えば、アンケートを見ただけでその人の持久力が分かってしまうくらい、疲れやすさと持久力は直結しているんです。

    尹:
    なるほど。
    なんとなく「筋肉をつけなきゃ」と思いがちですが、日頃のしんどさを減らすためには、まず「持久力(体力)」の底上げが必要なんですね。

    3ヶ月で倦怠感が半分に!
    「1.1倍のスピード」と「階段」の法則

    尹:
    ジムでは、持久力をつけるためにどんな指導をされているんですか?
    ランニングなどのハードな運動が必要なのでしょうか?

    奥松:
    いえ、ランニングをする必要は一切ありません!
    実は、大学病院と共同で行った3ヶ月間の研究があるのですが、運動習慣がなかった乳がん経験者の方々に運動を取り入れてもらったところ、持久力が上がったチームは身体的な倦怠感が半分のスコア(50%改善)まで減ったんです。

    参加者の方からは「以前は外出から帰ると一度横にならないと夕食を作れなかったのに、帰ってすぐキッチンに立てるようになった」という嬉しいお声をたくさんいただきました。

    尹:
    素晴らしいですね!
    「一度横になる」を挟まなくてよくなるのは、家庭を回す女性にとって本当にありがたいことです。
    具体的にはどんな運動をすればいいですか?

    持久力アップのポイントは2つ。
    ①ちょっとだけ早く歩く(普段の1.1倍のスピード)、②階段を使う(ランニングと同じ運動強度があります)。

    奥松:
    実は、ゆっくり時間をかけてお散歩をするだけだと、約半数の方は持久力が改善しないという研究結果があります。
    持久力を高めるには「少しだけ強度の高い運動」が必要なんです。
    最終的な理想は、週に合計150分。
    通勤や買い物、駅の階段移動もすべてカウントしてOKです。
    毎日「昨日の自分をちょっとだけ超える」意識で、「普段3分歩いているところを4分にしてみる」といった心がけから始めてみてください。

    持久力トレーニングのイメージ
    リンパ浮腫が怖くて筋トレできない?
    安全に筋肉を増やすステップ

    奥松:
    持久力と並んで大切なのが「筋肉」です。
    私たちの体は30代以降、毎年300gの筋肉が自然と失われます。
    さらに乳がん治療(抗がん剤など)の影響を受けると、一気に10年分もの筋肉量が減ってしまうとも言われています。
    この極端に筋肉が減った状態(サルコペニア)は、乳がんの予後にも影響するという研究データが出ています。

    尹:
    通院するだけでも、一定の筋力がないと治療を続けること自体が大変になってしまいます。
    でも、多くの患者様が退院時に「重いものを持たないように」「腕を上げすぎないように」と指導されるため、何年もそれを守り続けた結果、肩が上がらなくなったりするケースをよく目にします。
    特に脇のリンパ節を郭清(切除)された方は、「筋トレをしてリンパ浮腫が悪化したらどうしよう」と不安に思われています。
    安全な境界線はどこにあるのでしょうか?

    奥松:
    すでにリンパ浮腫がある方やリスクが高い方でも、「少しずつ強度を上げていけば、発症や悪化のリスクを非常に低く抑えられる」ことが医学誌で多数報告されています。
    事実、僕たちのジムでもリンパ浮腫の発症や悪化の報告は一度もありません。

    ポイントは、「週に2回の筋トレは、同じ強度をやり続ける」ことです。
    例えば、月曜日と水曜日に「重りなし」でスクワットをする(同じ強度)。
    翌週、腕や体調に問題がなければ、300mlの小さなペットボトルを両手に持って負荷を少しだけ増やす。
    このステップアップを繰り返します。

    奥松:
    筋肉をしっかり増やすための指標は、「歌えないけれど、会話はできる」くらいまで深くしゃがむ、または負荷をかけること。
    そして最低でも「週に4セット」(10回×4セット)取り組むことです。

    抗がん剤治療で失われた筋肉量は取り戻せます。
    「週2回・同じ強度から始める」安全ステップが、リンパ浮腫リスクを抑えながら筋力を回復させる鍵です。

    筋力トレーニングのイメージ
    ホルモン療法による「骨密度低下」へのアプローチ

    尹:
    ホルモン療法による「骨密度の低下」に悩む方も多いのですが、食事や運動でできることはありますか?

    奥松:
    骨密度を改善するには、骨に物理的な刺激を入れる「筋トレ」や「負荷をかける運動」が推奨されています。
    先ほどお話しした「持久力UPの早歩き」や「筋トレ(スクワット)」を行っていれば、自然と骨への刺激もクリアできます。

    尹:
    医療の現場では、まず自宅で手軽にできる「1日50回のかかと落とし」をおすすめしています。
    また栄養面では、皆さん「骨=カルシウム」と思いがちですが、骨の土台(主成分)を構成しているのは「タンパク質」です。
    「しっかりタンパク質を食べていますか?」
    ということはいつもお伝えしています。

    奥松:
    もう一つ、骨密度を保つためには「痩せすぎない(適正体重を維持する)」ことも非常に大切です。
    スリムな体型の方は骨密度が低い傾向にあるので、少しカロリーのある食事を摂っていただき、体重を一定に維持しながら運動で骨を守るアプローチをすることもあります。

    骨の主成分は「タンパク質」。
    かかと落とし・早歩き・スクワットで骨に刺激を与えながら、適正体重を維持することが骨密度を守る近道です。

    骨密度ケアのイメージ
    登場人物プロフィール

    尹 玲花(いん れいか)
    医療法人社団マンマリア 理事長。
    乳腺専門医。
    乳がん・婦人科医療の専門家として、患者に寄り添う診療を実践。

    奥松 功基(おくまつ こうき)
    リオールジム代表。
    スポーツ医学博士。
    乳がん経験者向けの運動・食事指導のエビデンスに基づき、多くの女性のカラダ再生をサポート。
    著書に『乳がん治療後「疲れやすくなった・脂肪が増えた・筋肉が減った」を改善する本』(金原出版)。

    後編では、乳がんサバイバーの体脂肪のお悩みにフォーカス。運動より3〜4倍効果的な食事の見直し方と「ABダイエット」の実践法をお届けします。

  • 乳首の真下に硬い塊が。これって乳腺?それとも異常?

    乳首の真下に硬い塊が。これって乳腺?それとも異常?

    乳首の真下に硬いものを見つけると、心配になりますよね。もしかして、何か悪いものではないかと、不安になるかもしれません。

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    セルフチェック:原因の手がかりと追加確認

    乳首の真下あたりは、乳腺が特に密集している場所なので、硬さを感じやすい部分です。
    「これって、前からあったかな?」「もしかして、何か悪いもの?」と、ご不安に思われるのも当然です。例えば、お風呂で体を洗っている時や、ふと触れた時に気づくことが多いかもしれません。

    【考えられる背景】
    ・生理的な乳腺の張り(ホルモンバランスによる変化)
    ・乳腺のう胞(液体の溜まり)
    ・その他、良性の腫瘤

    【追加で確認してほしいポイント】
    ・いつから:例)1ヶ月前/数日前
    ・頻度・強さ:例)常に硬い/押すと痛い
    ・波・条件:例)生理前/排卵日/授乳後
    ・生活への影響:睡眠不足/ストレス/食生活の変化
    ・変化:大きくなった/小さくなった/移動する

    もちろん、自己判断は禁物です。
    次のセクションでは、医師に相談を考えたいサインについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

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    医師に相談を考えたいサインと確認方法

    このような症状が見られる場合は、念のため、一度医療機関を受診して、専門医に相談されることをおすすめします。
    ご自身の安心のためにも、早めの確認が大切です。

    【相談を検討したいサイン】
    ・触るとズキズキするような痛みがある
    ・乳首からいつもと違う分泌物がある
    ・硬い部分がどんどん大きくなっている
    ・皮膚が赤く腫れて、熱を持っている]
    ・日常生活に支障が出るほどの不快感がある
    ・症状が数週間以上続く、または悪化している

    【自分でできる確認方法】
    ・鏡の前で、両胸の形や色をよく観察する
    ・指の腹で、優しく触れて、硬さやしこりの有無を確かめる
    ・生理周期に合わせて、症状の変化を観察する
    ・症状や気になることをメモしておく

    上記の確認方法は、あくまで目安です。
    少しでも気になることがあれば、自己判断せずに専門医に相談してください。

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    こんな患者さんもいました:同じ症状の例と改善の経過

    【事例1】
    生理前に乳首の下が硬くなり、痛みを感じて不安になった。
    → 診察で乳腺の生理的な変化と診断。念のため経過観察。
    → 生理が終わると症状が落ち着き、安心できた。

    【事例2】
    授乳後に乳首の近くに硬いしこりを見つけ、授乳によるものか心配になった。
    → 診察で乳腺のう胞と診断。穿刺吸引で液体を抜いた。
    → しこりが小さくなり、安心できた。今後のケア方法も確認できた。

    もちろん、症状や経過は人それぞれです。
    ご自身の状態と照らし合わせて、参考にしてください。

    よくある質問

    質問:硬い部分を押すと痛いのですが、これは良くないサインですか?

    回答:痛みがあるからといって、必ずしも悪いものではありません。ただし、痛みが強い場合や、徐々に強くなっている場合は、早めに医師に相談してください。

    相談・受診の流れ

    受診の際は、いつから症状があるのか、どのような時に症状が強くなるのかなどを、医師に伝えるようにしましょう。
    よりスムーズな診察につながります。

    【医師へ共有すると役立つ情報】
    ・症状が出始めた時期/頻度/強さ
    ・生理周期との関係/疲労との関係/運動との関係
    ・見た目の変化(赤み、腫れ、左右差など)
    ・睡眠や仕事への影響
    ・その他、気になること

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    まとめ

    乳首の真下の硬さは、さまざまな原因が考えられます。
    ご自身の状態をよく観察し、気になることがあれば、早めに専門医に相談することが大切です。

    乳腺の硬さは、ホルモンバランスによって変化することもあります。
    少しでも不安を感じたら、自己判断せずに、医師に相談して安心を得てください。

  • 「いつか子供が欲しい」からこそ。今、生理の悩みと向き合うべき理由

    「いつか子供が欲しい」からこそ。今、生理の悩みと向き合うべき理由

    将来の不妊リスクを減らすために、生理痛や不順を放置せず「卵巣の健康」を守ることの大切さをお伝えします。

    考えられる原因

    生理の悩みには、さまざまな要因が複雑に関わっている可能性があります。

    【一般的に挙げられる要素】
    ・冷え性やホルモンバランスの乱れ
    ・不規則な生活習慣やストレス
    ・一時的な体調不良や疲労

    ここでは、生理の悩みの原因を特定するのではなく、整理する視点を持つことが大切です。

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    「セルフチェック」症状の目安

    ご自身の生理について、どのような状態なのか、気になる症状がないか、落ち着いて確認してみましょう。
    以下の項目は、あくまで目安としてご活用ください。

    【セルフチェック】
    ・生理周期が不規則、または大きく変動する
    ・生理期間が極端に短い、または長い
    ・生理痛がひどく、日常生活に支障がある
    ・経血の量が異常に多い、または少ない
    ・生理前にイライラや気分の落ち込みが激しい

    【早めに相談を検討したいサイン】
    ・これまでにない強い生理痛が続く
    ・生理ではない時の出血がある
    ・おりものの色や量、においに変化がある
    ・下腹部痛や腰痛が続く
    ・生理不順が長期間続いている
    ・妊娠を希望しているが、なかなか妊娠しない

    上記の項目は、あくまで目安です。少しでも気になることがあれば、早めに専門家にご相談ください。

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    よくある不安(Q&A)

    質問:生理痛がひどいのですが、鎮痛剤を飲み続けるのは良くないのでしょうか?
    回答: 鎮痛剤は、つらい生理痛を和らげるための選択肢の一つです。ただし、自己判断で長期間服用せず、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

    質問:婦人科を受診する際、どのようなことを伝えたら良いでしょうか?
    回答:生理周期、生理期間、経血量、生理痛の程度など、できるだけ詳しく記録しておくと、医師に伝えやすくなります。

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    相談・受診の流れ

    婦人科では、生理に関する悩みや不安について、専門的なアドバイスを受けることができます。
    少しでも気になることがあれば、早めに相談を検討しましょう。

    【整理の流れ】
    1) 現在の生理の状態や症状を詳しく伝える
    2) 過去の病歴やアレルギーについて伝える
    3) 検査や治療に関する疑問や不安を解消する

    まとめ

    生理の悩みは、将来の妊娠にも関わる可能性があります。
    放置せずに、ご自身の体と向き合い、必要であれば専門家の力を借りることも大切です。

    【今日できること】
    ・生理周期や症状を記録する
    ・体を温める工夫を取り入れる
    ・リラックスできる時間を作る

  • 30代からのプレ更年期?生理の変化から読み解く自分のカラダ

    30代からのプレ更年期?生理の変化から読み解く自分のカラダ

    生理周期の短縮や経血量の変化など、30代から始まる体の変化と、長く元気に過ごすためのメンテナンスを提案します。

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    考えられる原因

    30代からの体の変化には、様々な要因が考えられます。一つの原因に絞らず、多角的に見ていきましょう。

    【一般的に挙げられる要素】
    ・卵巣機能の低下
    ・不規則な生活習慣やストレス
    ・加齢によるホルモンバランスの変化

    これらの要素が複合的に影響し、体の変化として現れる可能性があります。

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    「セルフチェック」症状の目安

    ご自身の体の状態を把握するために、まずは気になる症状をチェックしてみましょう。

    【セルフチェック】
    ・生理周期が以前より短くなった、または長くなった
    ・経血量が明らかに増えた、または減った
    ・生理痛が以前より重くなった、または質が変わった
    ・気分の落ち込みやイライラを感じやすい
    ・ホットフラッシュのような、のぼせや発汗がある

    【早めに相談を検討したいサイン】
    ・日常生活に支障が出るほどの強い生理痛がある
    ・生理不順が長期間続く
    ・不正出血がある
    ・急な体重増加やむくみが気になる
    ・睡眠不足や食欲不振が続いている
    ・精神的な不調が強く、日常生活に影響が出ている

    これらの症状は、あくまで目安です。少しでも気になることがあれば、早めに専門家へ相談することをおすすめします。

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    よくある不安(Q&A)

    質問:プレ更年期は、更年期と同じようなものなのでしょうか?
    回答: プレ更年期は、更年期へ向かう準備期間のようなものです。症状や程度には個人差があります。

    質問:相談に行く場合、どのような情報を用意しておくと良いですか?
    回答:生理周期や経血量、気になる症状などを記録しておくと、スムーズに伝えられます。

    相談・受診の流れ

    相談の際は、現在の状況や気になる症状を詳しく伝えることが大切です。

    【整理の流れ】
    1) 現在の生理周期や経血量、気になる症状を共有
    2) いつから症状が出始めたか、生活習慣の変化などを補足
    3) 検査や治療など、次に考えられる選択肢について確認
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    まとめ

    30代からの体の変化は、プレ更年期だけでなく、様々な要因が考えられます。

    【今日できること】
    ・生理周期や体調の変化を記録する
    ・バランスの取れた食事を心がける
    ・質の良い睡眠を確保する

  • 「私の生理、周期がバラバラ?」不規則なリズムを整えて将来に備える

    私の生理、周期がバラバラ?不規則なリズムを整えて将来に備える

    生理不順を放置することで起こりうるリスクを知り、将来の妊娠(妊活)を見据えて、今できるケアについて考えてみましょう。

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    考えられる原因

    生理周期が不規則になる原因は、ひとつではありません。さまざまな要因が複雑に関係している可能性があります。

    【一般的に挙げられる要素】
    ・ホルモンバランスの乱れ
    ・不規則な生活習慣やストレス
    ・一時的な体調不良や疲労
    ・肥満
    ・急激な体重増減

    大切なのは、原因を特定することではなく、ご自身の状況を把握し、適切な対応を検討することです。

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    「セルフチェック」症状の目安

    ご自身の生理周期について、少し振り返ってみましょう。どのような状態なのか、客観的に把握することが大切です。

    【セルフチェック】
    ・生理周期が25日より短い、または38日より長い
    ・生理周期が毎月バラバラで、安定しない
    ・生理期間が2日以内で終わる、または8日以上続く
    ・経血量が極端に少ない、または多い
    ・生理痛がひどく、日常生活に支障をきたす

    【早めに相談を検討したいサイン】
    ・生理ではない時の出血がある
    ・急に生理周期が大きく変わった
    ・おりものの色や量、においに変化がある
    ・生理痛が以前よりひどくなった
    ・貧血気味で、めまいや立ちくらみが頻繁にある
    ・妊娠を希望しているが、なかなか妊娠しない
    ・生理が3ヶ月以上来ない

    これらの項目は、あくまで目安です。少しでも気になることがあれば、早めに専門家へ相談することをおすすめします。

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    よくある不安(Q&A)

    質問:生理不順は、将来の妊娠に影響しますか?
    回答: 生理不順の原因によっては、妊娠しづらくなる可能性も考えられます。早めに原因を特定し、適切なケアを行うことが大切です。

    質問:婦人科を受診する際、どんなことを伝えたら良いですか?
    回答:基礎体温表や生理周期の記録、症状などをまとめておくと、スムーズに伝えられます。

    相談・受診の流れ

    婦人科では、生理周期や症状について詳しく聞かれることが多いです。
    事前に記録を整理しておくと、よりスムーズに相談できます。

    【整理の流れ】
    1) 生理周期、最終月経日、生理期間を記録する
    2) 症状(生理痛、経血量、不正出血など)を記録する
    3) 基礎体温を記録する(可能な範囲で)

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    まとめ

    生理不順は、放置せずに、ご自身の体と向き合う良い機会です。
    将来のためにも、できることから始めてみましょう。

    【今日できること】
    ・基礎体温を測ってみる
    ・生活習慣を見直してみる
    ・婦人科検診を検討してみる

  • 止まらない食欲とむくみ。生理前の「体重増加」に振り回されないコツ

    止まらない食欲とむくみ。生理前の「体重増加」に振り回されないコツ

    生理前、まるで別人?食欲とむくみに悩むあなたへ。体重増加に振り回されず、穏やかに過ごすためのヒントをお伝えします。

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    考えられる原因

    生理前の体重増加には、さまざまな要因が複雑に関わっている可能性があります。

    【一般的に挙げられる要素】
    ・ホルモンバランスの変化
    ・生活リズム・食生活の乱れ
    ・ストレスや睡眠不足

    まずは、何が影響しているのか、ご自身の状況を整理してみましょう。

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    「セルフチェック」症状の目安

    生理前、どんな時に、どんな症状が出やすいでしょうか?ご自身の状態を把握するために、チェックしてみましょう。

    【セルフチェック】
    ・生理の1週間〜10日前頃から症状が出始める
    ・甘いものや炭水化物を無性に欲する
    ・むくみやすく、体重が増加しやすい
    ・便秘や下痢など、お腹の調子が悪くなる
    ・イライラしたり、気分が落ち込んだりしやすい

    【早めに相談を検討したいサイン】
    ・強い腹痛や腰痛が続く
    ・生理不順が気になる
    ・経血量が多い、または少ない
    ・不正出血がある
    ・日常生活(睡眠・仕事・家事)に支障が出るほどつらい
    ・数日〜数週間みても改善せず、むしろ悪化している

    上記の項目は、あくまで目安です。気になる症状がある場合は、早めに相談を検討しましょう。

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    よくある不安(Q&A)

    質問:生理前の体重増加は、本当にむくみのせい?
    回答: ホルモンバランスの影響で、水分を溜め込みやすくなるため、むくみが原因の可能性があります。

    質問:相談する前に、どんな情報を整理しておくと良い?
    回答:いつから、どんな症状が出ているのか、具体的に記録しておくと伝えやすいでしょう。

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    相談・受診の流れ

    症状や経過を共有することで、よりスムーズな相談につながります。上記の「早めに相談を検討したいサイン」に当てはまる場合は、我慢せずに相談を検討しましょう。

    【整理の流れ】
    1) 現在の症状、いつから始まったかを共有
    2) 基礎体温や生理周期など、記録している情報を補足
    3) 考えられる選択肢について、医師と相談する

    まとめ

    生理前の体重増加は、ホルモンバランスの変化など、様々な要因が考えられます。症状を把握し、早めの相談を検討することも大切です。

    【今日できること】
    ・セルフチェックの結果をメモする
    ・リラックスできる時間を作る
    ・症状について、信頼できる人に話してみる

  • 生理前の「肌荒れ・大人ニキビ」ループを断ち切る、婦人科ならではのケア

    生理前の「肌荒れ・大人ニキビ」ループを断ち切る、婦人科ならではのケア

    繰り返す肌荒れ、もしかしたらスキンケアだけでは不十分かもしれません。婦人科では、ホルモンバランスに着目したケアもご提案できます。

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    考えられる原因

    生理前の肌荒れやニキビには、さまざまな要因が複雑に関わっていると考えられています。

    【一般的に挙げられる要素】
    ・ホルモンバランスの変化
    ・生活習慣の乱れやストレス
    ・睡眠不足や食生活の偏り

    ここでは、肌荒れの原因となりうる要素を整理し、ご自身の状況を把握する手助けをします。

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    「セルフチェック」症状の目安

    ご自身の肌の状態や、肌荒れが起こるタイミングを振り返ってみましょう。どのような時に、どんな症状が出やすいかを知ることは、対策を考える上で大切です。

    【セルフチェック】
    ・生理の約1〜2週間前から肌荒れしやすい
    ・フェイスラインや口周りにニキビができやすい
    ・肌が乾燥しやすく、敏感になっている
    ・便秘やむくみなど、他の不調も伴う
    ・ストレスを感じやすい、または睡眠不足が続いている

    【早めに相談を検討したいサイン】
    ・強い炎症や痛みを伴うニキビがある
    ・ニキビが化膿している、または跡が残りやすい
    ・市販薬を使っても改善しない
    ・肌荒れが精神的なストレスになっている
    ・生理不順や不正出血など、生理周期にも乱れがある
    ・日常生活に支障が出るほどつらい

    上記の項目は、あくまで目安です。少しでも気になることがあれば、早めに相談して不安を解消しましょう。

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    よくある不安(Q&A)

    質問:生理前の肌荒れは、体質だから仕方ないのでしょうか?
    回答: ホルモンバランスの変化が影響している可能性はありますが、生活習慣を見直すことや、婦人科での相談で改善できる場合もあります。

    質問:相談する際に、どんなことを伝えたら良いですか?
    回答:いつ頃から、どんな症状が出るのか、生理周期との関係、普段のスキンケア方法などを伝えると、スムーズな情報共有につながります。

    相談・受診の流れ

    相談では、まずご自身の状況を詳しくお聞かせください。
    “早めに相談を検討したいサイン”に当てはまる場合は、我慢せずに専門家にご相談ください。

    【整理の流れ】
    1) 現在の肌の状態、いつから、どんな症状があるかを共有
    2) 生理周期、生活習慣、スキンケア方法などを補足
    3) 症状に合わせたケア方法や、婦人科での治療について確認

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    まとめ

    生理前の肌荒れは、ホルモンバランスの変化や生活習慣など、さまざまな要因が考えられます。ご自身の状況を把握し、必要に応じて専門家にご相談ください。

    【今日できること】
    ・肌荒れの症状やタイミングを記録する
    ・睡眠時間を確保する、バランスの取れた食事を心がけるなど、生活習慣を見直す
    ・気になる症状や不安な点を書き出しておく

  • 受験や資格試験と生理が重なる不安。数ヶ月前からできる体調管理の準備

    受験や資格試験と生理が重なる不安。数ヶ月前からできる体調管理の準備

    大切な試験と生理が重なりそう…そんな不安を抱えていませんか?
    試験に向けて、数ヶ月前からできる体調管理と準備についてご紹介します。

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    考えられる原因

    試験と生理が重なる時期は、心身ともにデリケートになりがちです。
    いくつかの要因が重なることで、体調を崩しやすくなることがあります。

    【一般的に挙げられる要素】
    ・ホルモンバランスの変動
    ・試験勉強によるストレスや疲労
    ・季節の変わり目や環境の変化

    これらの要素が複合的に影響し、体調に変化が現れると考えられます。

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    「セルフチェック」体調の目安

    試験日が近づくにつれて、体調の変化を感じやすくなるかもしれません。
    ご自身の状態を把握するために、以下の項目を参考にチェックしてみましょう。

    【セルフチェック】
    ・生理予定日の把握:いつ頃生理が始まるか記録していますか?
    ・PMS(月経前症候群)の症状:イライラ、気分の落ち込み、むくみはありますか?
    ・体調の変化:腹痛、頭痛、吐き気などの症状はありますか?
    ・睡眠時間:十分な睡眠時間を確保できていますか?
    ・食事:バランスの取れた食事を摂っていますか?

    【早めに相談を検討したいサイン】
    ・日常生活に支障が出るほどの強い症状がある
    ・症状が日に日に悪化している
    ・今までになかった症状が現れた
    ・市販薬を服用しても症状が改善しない
    ・精神的に不安定な状態が続く
    ・婦人科系の疾患を抱えている

    上記の項目は、あくまで目安としてお役立てください。
    気になる症状がある場合は、早めに専門機関へ相談することをおすすめします。

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    よくある不安(Q&A)

    質問:生理日をずらすことはできますか?
    回答: 婦人科で相談することで、ホルモン剤などを用いて生理日を移動できる場合があります。

    質問:婦人科に相談する際、何を聞けば良いですか?
    回答: 最終月経、生理周期、基礎体温、症状などを記録しておくと、医師に伝えやすくなります。

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    相談・受診の流れ

    体調について気になることがあれば、婦人科や内科への相談を検討しましょう。
    事前に症状や状況を整理しておくと、スムーズに相談できます。

    【整理の流れ】
    1) 基礎体温や生理周期を記録する
    2) 症状や気になる点をメモする
    3) 医師に相談し、適切なアドバイスを受ける

    まとめ

    試験と生理が重なる不安を軽減するためには、日頃からの体調管理と早めの準備が大切です。
    無理せず、ご自身のペースで対策を進めていきましょう。

    【今日できること】
    ・生理予定日を確認する
    ・体調管理のためにできることをリストアップする
    ・婦人科への相談を検討する

  • 休みたくても休めないあなたへ。生理痛を我慢せず「味方につける」方法

    休みたくても休めないあなたへ。生理痛を我慢せず「味方につける」方法

    「休むのは甘え」と考えていませんか? 生理痛を我慢し続けるあなたへ、治療という選択肢を知って、毎月を快適に過ごせる方法を解説します。

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    考えられる原因

    生理痛のつらさは、人それぞれ。原因も一つとは限りません。

    【一般的に挙げられる要素】
    ・子宮や卵巣の状態
    ・冷えやストレス
    ・睡眠不足や食生活の乱れ
    ・体質

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    「セルフチェック」症状の目安

    ご自身の生理痛について、少し振り返ってみましょう。どのような時に、どれくらいの痛みがありますか?

    【セルフチェック】
    ・生理が始まる何日前から痛みが始まるか
    ・痛みの種類(ズキズキ、チクチクなど)
    ・痛む場所(下腹部、腰、頭など)
    ・鎮痛剤を飲む頻度や量
    ・日常生活への影響

    【早めに相談を検討したいサイン】
    ・以前より痛みが強くなっている
    ・鎮痛剤が効きにくくなっている
    ・生理以外の時にも痛みがある
    ・排便痛や性交痛がある
    ・貧血症状がある
    ・日常生活に支障が出ている

    これらの項目は、あくまで目安です。少しでも気になることがあれば、早めに相談を検討しましょう。

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    よくある不安(Q&A)

    質問:生理痛は、我慢するのが当たり前なのでしょうか?
    回答: いいえ、我慢する必要はありません。つらい時は、医療の力を借りることも考えてみましょう。

    質問:相談する際、どんな情報を伝えれば良いですか?
    回答:生理周期、痛みの種類や程度、服用している薬などをメモしておくと、スムーズに伝えられます。

    相談・受診の流れ

    症状を詳しく伝えることで、より適切なアドバイスを受けやすくなります。少しでも気になることがあれば、早めに相談を検討しましょう。

    【整理の流れ】
    1) 現在の生理痛の状態を共有
    2) 過去の生理痛の経緯や治療歴を補足
    3) 治療の選択肢について確認

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    まとめ

    生理痛は、我慢せずに「味方につける」ことができます。つらい時は、専門家への相談も検討してみましょう。

    【今日できること】
    ・生理痛について記録をつける
    ・体を温める工夫をする
    ・リラックスできる時間を作る

  • 生理前の強い眠気。日中のパフォーマンスを守るための対策

    生理前の強い眠気。日中のパフォーマンスを守るための対策

    仕事や家事に支障が出るほどの、生理前の異常な眠気に悩んでいませんか? その原因と、眠気を解消するために。

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    考えられる原因

    生理前に強い眠気を感じる場合、いくつかの原因が考えられます。ホルモンバランスの変化が、睡眠に影響を与える可能性があるからです。

    【一般的に挙げられる要素】
    ・ホルモンバランスの変動
    ・睡眠の質の低下
    ・ストレスや疲労

    これらの要素が複雑に絡み合っていることもあります。まずは、ご自身の状況を整理してみましょう。

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    「セルフチェック」症状の目安

    生理前の眠気について、どのような状態なのかを把握することは大切です。ご自身の状況を客観的に見てみましょう。

    【セルフチェック】
    ・生理の1週間〜10日前から眠気が強くなる
    ・日中の活動に支障が出るほどの眠気がある
    ・集中力や判断力の低下を感じる
    ・睡眠時間を増やしても眠気が解消されない
    ・気分の落ち込みやイライラを伴う

    【早めに相談を検討したいサイン】
    ・眠気が日常生活に支障をきたしている
    ・気分の落ち込みがひどく、何も楽しめない
    ・眠気以外の症状(頭痛、吐き気など)も伴う
    ・これまでと違う、強い眠気を感じる
    ・セルフケアを試しても改善しない
    ・数日〜数週間みても改善せず、むしろ悪化している

    これらの項目は、あくまで目安としてお考えください。気になる場合は、専門家への相談をご検討ください。

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    よくある不安(Q&A)

    質問:生理前の眠気は、我慢するしかないのでしょうか?
    回答: いいえ、そんなことはありません。眠気の原因を探り、適切な対策を行うことで改善が期待できます。

    質問:婦人科を受診する際、どんなことを伝えたら良いですか?
    回答:生理周期、眠気の程度、期間、日常生活への影響などを詳しく伝えてみましょう。事前にメモしておくとスムーズです。

    相談・受診の流れ

    受診の際は、ご自身の状況を詳しく伝えることが大切です。特に、いつから、どのような症状があるのかを具体的に伝えましょう。

    【整理の流れ】
    1) 基礎体温の変化や、睡眠時間などの記録を共有
    2) 症状の詳細(いつから、どのような状態か)を伝える
    3) 医師と相談し、考えられる原因と対策を検討する

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    まとめ

    生理前の眠気は、ホルモンバランスの変化など様々な要因が考えられます。ご自身の状態を把握し、必要に応じて専門家へ相談することが大切です。

    【今日できること】
    ・睡眠時間と眠気の程度を記録する
    ・リラックスできる時間を作る
    ・婦人科に相談する際の質問をまとめておく